主人公、虎杖悠仁。ストーリーの中でどんどん成長していく彼は作中多くの名言を発しています。
虎杖悠仁自身は呪力がなかったものの、特級呪物の器として呪術師の仲間や呪霊とせっしていきながら葛藤していきます。
元来天然なところもありながら、絶対的な正義感のある人情家。
とても魅力的なキャラクターですね。そこで、虎杖悠仁の名言をいくつかご紹介させていただきたいと思います。
人を助けながら、戦っていく、呪霊や呪術に対してまだ100パーセント理解していない虎杖悠仁は戦いや仲間との生活していく中で得た成長の中で、ある意味自分に言い聞かせながら発する言葉に名言が多い気がします。
虎杖悠仁の名言・名セリフを紹介
- 「自分が死ぬときのことはわからんけど生きざまでは後悔はしたくない」
呪術になろうと、決意する場面、ストーリー序盤ですね - 「知ってた。人ってマジで死ぬんだよ。だったらせめて自分が知ってる人くらいは正しく死んでほしいって思うんだ」
祖父の死、そして祖父の遺言から虎杖自身が肝に銘じていることでしょうか。 - 「なんつーか一度一度人を殺したら『殺す』って選択肢が俺の生活に入り込むと思うんだ。 命の価値が曖昧になって、大切な人の価値までわからなくなるのが、俺は怖い」
吉野順平との会話の回答です。 - 「お前の真実は正しいと思う。でも俺が間違っているとも思わん。」
迷う伏黒恵に持論を押し付けるわけでなく、自分の生き方をはっきり表すシーンではないでしょうか。 - 「うぬぼれてた。俺は強いと思っていた。死に時をを選べるくらいには強いとおもっていたんだ。でも違った。おれは・・・弱い!」
運命に巻き込まれた虎杖が大切な人たちを守るため、自覚をして自己を奮い立たせる場面でしょうか。 - 「強くなりたい。最強を教えてくれ」
己の未熟さを実感した虎杖悠仁が五条悟に発した言葉です。 - 「正しい死に方なんてわかりゃしない。ならせめてわかるまで、あいつを殺すまで。俺はもう負けない」
順平の死を目の当たりにし、呪詛師や呪いへの戦いを再決心する場面ですね。
場面ごとに詳しく紹介していきますね。
「自分が死ぬときのことはわからんけど生きざまでは後悔はしたくない」
コミック3巻1話
呪術高専に入学を控え、夜蛾学長との面談の時のシーンですね。
学長の呪力に当てられ、「祖父のせい」という言葉に、自信で決心した強いあらわれだとおもいます。
「知ってた。人ってマジで死ぬんだよ。だったらせめて自分が知ってる人くらいは正しく死んでほしいって思うんだ」
コミック1巻1話
初めて呪霊を前にして、伏黒恵に死ぬぞと言われ答えた言葉。
祖父の死への感傷に浸る間もなく起きた事件。「死」というこれから展開される中で何度も彼自身が葛藤する言葉の最初の認識、といったところでしょうか。
シンプルに、よくわからないけど、自信をかけてでも目の前の人間を救うという、ある意味彼の本能的なあらわれのような気がしました。
「なんつーか一度一度人を殺したら『殺す』って選択肢が俺の生活に入り込むと思うんだ。 命の価値が曖昧になって、大切な人の価値までわからなくなるのが、俺は怖い」
コミック3巻24話
呪いの事件調査で知り合った吉野順平との会話の回答です。
順平はすでに呪霊真人の口車にのってしまっているわけですが、虎杖悠二と会い、人懐こい、ある意味人たらしな虎杖と初対面から映画の話でもりあがったりします。
いじめにあっていた吉野にとっては久しぶりの友人(あったばかりですが)との会話。シンプルのようですが、かなり考えさせられた言葉でした。
「お前の真実は正しいと思う。でも俺が間違っているとも思わん。」
コミック2巻9話
虎杖を助けたことに後悔はない、自分は正義の味方でははない・・・伏黒恵の持論否定せず認めつつ、自分の生き方をはっきり表すシーンではないでしょうか。
両面宿儺に心臓をとられ、自身の死を予感しつつも笑顔でこの言葉を述べる虎杖悠二の信念は思った以上に強いものだと感じさせられました。
「うぬぼれてた。俺は強いと思っていた。死に時をを選べるくらいには強いとおもっていたんだ。でも違った。おれは・・・弱い!」
コミック1巻7話
少年院事件で特級呪霊に遭遇し、己の弱さを実感した虎杖悠二。
たとえ彼の身体能力がずば抜けていても、体内に宿儺をとりこんだとしても、急に最強になれるはずもなく。心の中で死に方に重きをおいていた虎杖がそれを得るには強さが必要なのに、自身の力不足に悔しくて叫ぶシーンでした。
個人的にはこれで強さへの執着がはげしくなるんだと思うと虎杖の成長が期待される場面でした。
「強くなりたい。最強を教えてくれ」
コミック2巻12話
己の未熟さを実感した虎杖悠二が五条悟に発した言葉です。
最強を教えてもらうなら五条先生がいい、と無邪気に喜ぶ虎杖悠二は死線を超えて帰ってきたとは思えないほど「ネアカ」ですね。
五条先生にこの後、呪力は使えないよ、と宣言された時のヘロヘロになる虎杖のリアクションが笑えました。
「正しい死に方なんてわかりゃしない。ならせめてわかるまで、あいつを殺すまで。俺はもう負けない」
コミック4巻31話
順平の死を目の当たりにし、呪詛師や呪いへの戦いを再決心する場面ですね。
呪術師として認めない、出会ったときに言われましたが、この頃「あなたは呪術師なんですから」七海に一人の呪術師として認められたこと、そして虎杖の成長ももちろんですが、彼を通してクールな七海がしずかに怒り感情を表す場面もかなりみどころでした。
虎杖悠仁の口調やしゃべり方!声優は誰?
アニメ呪術廻戦、主人公虎杖悠二の声優さんは榎木淳弥さんです。
榎木淳弥(えのきじゅんや)
最近のアニメでは「働く細胞BLACK」や「プレイタの傷」などに出演しています。
彼が虎杖悠二を演じる時の口調は、あくまでナチュラル、ふと聞いた時には普通の高校生のノリやテンション、イントネーションが多作品とはちかいますね。
その演技は
シリアスシーンでも、ふとコミカルなトーンでセリフを発するため、悲しみや怒りを表すシーンも強者が大声で感情任せにさけぶというよりも、怒りや悲しみをためて発する感じがあります。
虎杖悠仁の名言・セリフまとめ
以上、呪術廻戦主人公、虎杖悠二の名言まとめでした。
虎杖悠仁のセリフには格好つけたり、他者を意識したわざとらしいものではなく、本心、心の奥、腹の底から発するものが多いと思います。
元々が普通の高校生という設定だったため、自然体であり、本人の素直な感情、お人よしで人たらしな言葉が、場面場面で逆に名台詞になりうるんではないでしょうか。
ストーリーが進むにつれて、虎杖悠仁の名言も増えていき、視聴者、読者も感動したり、元気づけられたり、どんどん作品と彼の魅力に惹かれていくようなきがします。